20191116

memo
茅辺かのうの『階級を選びなおす』という本があるらしい(時間があるのならこれをじっくり読みたいところだが)90年代後半の某雑誌の対談の中で「70年代的な発想」としてそれが紹介されていた

要は「強いられた階級に生きるのではなく、自分が生きていく階級を、自分で選択する 自分の意思で選んだ世界に飛び込んで、そこで生きていこうと決意する」ということが茅辺の医師であり、これが前述した「70年代的発想」らしい(茅辺はアイヌにかんする本を書いていることからアイヌという世界に飛び込んだことなどが関係しているのだろう、知らんけど)

これを某雑誌の対談者では、役を選び直すことだと語る(父や母、その他社会的に与えられた役)

高度経済成長期の混沌とした状況の中で自分がどのように生きるのかを迫られていたのではないかと、というか選択肢が増えたからこそのことだろう 中高大学とびっくりするほど勉強してこなかったのでイマイチわかんないな〜やりなおして〜(今日は友人から浜松にいるとの連絡がきて、浜松ってどこ…ってなった マジ根本的教養がな…い…)

ともあれこの対談を読んで私は増村保造『巨人と玩具』だったり、吉田喜重『血は渇いてる』あとは羽仁進の作品を幾つか思い出したというわけである