20190131

ねこの話です

私の家族はみんなわりと(父以外)感情的なので怒ったり泣いたりは日常茶飯事 だけど、家族全員ねこが大好きなのでねこを抱いて落ち着くなどしている 

ねこはほんとうにすごいのだ

 

大好きだった人にフラれて三週間くらい泣き続けたときも、院試の合否を見てうれし泣きしたときもねこを抱きしめていたのを覚えてる つねに隣にいて、感情を共有している気持ちになる

 

そして、本当にこれなのだ

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子どものころ、家のなかに話し相手が誰もいなくて、いちばん仲良くしていたのは犬と猫だった。友だちは何人かいたけど、それほど話が合ったわけでもなく、だからいちばんお互い理解し合えたなと思うのは犬と猫で、それはいまでも変わらない。動物たちと言葉を交(か)わすことができる医師が主人公の『ドリトル先生』シリーズが好きで、その荒唐無稽(こうとうむけい)な物語を何度も何度も読み返していたが、いまから考えると私はすでに犬や猫たちと十分言葉を交わしていた。遊びたい、一緒に寝たい、ひとりで寂しかった、いまは触(さわ)られたくない、お腹が減った。犬や猫の要求はいつもシンプルだから、言葉を使わなくても私たちはお互いわかり合うことができる。

あの小さな小さな身体でみんなの不安を拭っているのかと思うとなんとも申し訳ない気持ちとそれ以上に言葉では表せないくらいの感謝でいっぱいになる こんなにも愛おしい存在を私は他に、知らない

ねこはほんとうにやさしい これまでもこれからもずっとだいすき

 

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